個人開発で必ず出てくる「GitHub」という壁
個人開発を始めようとすると、必ずといっていいほど「GitHubにアップロードして」という言葉が出てきます。
でも最初はこう思いませんか?
「GitHubって何?Gitとは違うの?アップロードって何をどうすれば?」
わたし自身、最初はここで手が止まりました。この記事では、GitHubとは何かというところから、実際にコードをアップロードするまでの手順を、できるだけわかりやすく解説します。
GitHubとは何か
一言で言うと、「コードを保存・管理するためのクラウドサービス」です。
Googleドライブやクラウドと似たようなイメージで大丈夫です。ただしGitHubはコード専用で、「いつ・何を・どう変えたか」の履歴を自動で記録してくれる機能が付いています。
GitとGitHubの違い
混乱しやすいのですが、この2つは別物です。
| 名前 | 役割 |
|---|---|
| Git | 変更履歴を記録する仕組み(ソフトウェア) |
| GitHub | Gitで管理したコードをインターネット上に保存・共有するサービス |
Gitが「日記帳のルール」で、GitHubが「日記帳を保管するロッカー」というイメージです。
なぜGitHubが必要なのか
個人開発でGitHubを使う主な理由は3つです。
- バックアップになる — PCが壊れてもコードが消えない
- Vercelなどの公開サービスと連携できる — GitHubにアップするだけで自動でWebサイトが更新される
- 変更履歴が残る — 「昨日まで動いていたのに今日壊れた」というときに戻せる
個人開発を公開するうえで、GitHubは事実上の必須ツールです。
アップロードするまでの全手順
Step 1:GitHubアカウントを作る
github.com にアクセスして、メールアドレスとパスワードで登録するだけです。無料で使えます。
Step 2:Gitをインストールする
GitHubにアップロードするには、まず自分のPC側に「Git」というソフトをインストールする必要があります。
git-scm.com からダウンロードしてインストールしてください。インストールが完了したら、ターミナル(WindowsならコマンドプロンプトまたはPowerShell)を開いて以下を入力します。
git --version
バージョン番号が表示されればインストール成功です。
Step 3:リポジトリを作る
リポジトリとは、コードを入れる「箱」のようなものです。プロジェクトごとに1つ作ります。
GitHubにログインして「New repository」ボタンをクリック。名前を入力(例:money-counter)して「Create repository」を押せば完成です。
Step 4:ターミナルでコードをアップロードする
プロジェクトのフォルダをターミナルで開き、以下のコマンドを順番に実行します。
# Gitの管理をスタートさせる
git init
# 変更したファイルを全部ステージング(アップロード準備)する
git add .
# 「どんな変更をしたか」のメモをつけて記録する
git commit -m "最初のアップロード"
# GitHubのリポジトリと紐づける(URLはGitHubの画面に表示されます)
git remote add origin https://github.com/ユーザー名/リポジトリ名.git
# GitHubにアップロードする
git push -u origin main
コマンドが多くて難しく見えますが、最初の一回だけ全部入力すれば、次回以降は下の3行だけでアップロードできます。
git add .
git commit -m "変更内容のメモ"
git push
Step 5:GitHubで確認する
GitHubの自分のリポジトリページを開くと、ファイルが並んでいるはずです。これでアップロード完了です。
詰まりやすいポイント
「git push したらエラーが出た」
認証が必要な場合があります。GitHubのPersonal Access Token(個人用アクセストークン)を発行して、パスワードの代わりに入力するとうまくいくことが多いです。Geminiに「git push で認証エラーが出ました」と相談するとすぐ解決策を教えてくれます。
「mainとmasterどっち?」
古い環境では master、最近の環境では main がデフォルトのブランチ名です。エラーが出たら main を master に変えて試してみてください。
GitHubにアップしたらVercelで公開できる
GitHubにコードがアップできたら、Vercelというサービスと連携するだけでWebサイトとして公開できます。Vercelの登録画面でGitHubアカウントと連携して、リポジトリを選ぶだけです。
次回以降、git push するたびに自動でサイトも更新されます。この仕組みができると、個人開発の公開がとてもスムーズになります。
まとめ
- GitHub = コードをクラウドに保存・管理するサービス
- Git = 変更履歴を記録する仕組み(GitHubを使うために必要)
- アップロードは
git add→git commit→git pushの3ステップ - 詰まったらGeminiにエラー文をそのまま貼って相談すればOK
GitHubは最初だけ難しく感じますが、慣れれば数分でできる作業です。個人開発の公開に向けた大事な一歩なので、ぜひ試してみてください。

