小さなWebサイトのSEOは、読者の疑問に答えたページを、検索エンジンと読者が見つけられる状態に整えることから始まります。この記事では、タイトル・見出し・内部リンク・公開設定を、自分のサイトで確認する順番を紹介します。
ページの目的とタイトルを一致させる
ページを読んだ後に何ができるかを書きます。タイトル32文字を絶対条件にしたり、「完全版」「最新」を内容に関係なく付けたりしません。画像や図解がないなら、それを約束するタイトルは避けます。
HTMLの構造を分かりやすくする
主題と各節の関係が分かる見出しを使います。h1が複数あるだけで必ず不合格になる、という説明にはしません。meta descriptionは内容を短く説明する欄ですが、検索結果に必ずその文章が使われるわけではありません。
内部リンクを学習順にする
リンクの文字は「こちら」だけより、リンク先で分かることを示します。このサイトなら、HTMLのページからCSSの練習、制作例、公開手順へつなぐと次の行動が分かります。関連性のないリンク交換や件数だけの増加を目標にしません。
公開状態を確認する
- 未ログインでも本文を取得できるか。
- リンク先が404や公開終了になっていないか。
- 意図せずnoindexやクロール制限が付いていないか。
- サイトマップが公開ページを案内しているか。
日本語URLそのものが禁止されているわけではありません。既存URLの変更は流入やリンクへの影響を確認して判断し、必要なら転送を設計します。
このブログの公開ページで、確認する場所を具体化する
例としてViteの.envを確かめる記事を使います。公開HTMLを確認し、記事の題名・説明文・正規URLがそのページの内容を指していることを照合しました。検索順位やGoogleのインデックス登録結果を測定したものではありません。
- 未ログインのブラウザで記事を開き、本文と画像が読めることを確認します。編集画面だけのプレビューでは公開確認になりません。
- ブラウザの「ページのソースを表示」で
<title>を検索します。記事の主題とサイト名があり、古い題名が残っていないかを見ます。 name="description"を検索し、説明が本文の内容と一致するかを読みます。rel="canonical"を検索し、リンク先が意図する公開URLか確認します。canonicalはGoogleへの指定で、採用結果の確認はSearch Console側で行います。name="robots"に意図しないnoindexがないか確認します。HTTP応答のX-Robots-Tagも別にあり得るため、HTMLだけで判定を完結させません。
WordPressでは、記事本文の中にheadやmetaタグを貼り足して直すのではなく、使っているテーマまたはSEO機能の設定から更新します。複数の機能が同じタグを出している場合は、出力元を先に調べます。
確認表に「分かったこと」と「まだ分からないこと」を残す
| 確認したもの | ここまで分かる | この確認だけでは分からない |
|---|---|---|
| 公開ページのHTTP 200 | 今回の取得でページが返った | Googlebotも常に取得できるか |
| 本文のあるHTML、タイトル、canonical | 公開側の内容と指定 | 検索結果に採用された題名・URL |
| サイトマップの掲載URL | サイト側が案内しているURL | Googleの登録・順位 |
たとえば「タイトルが古い」という問題なら、設定変更後に同じ公開URLのtitleを再取得して確認できます。一方「検索から読まれない」という問題には、表示回数・検索語・クリックなど別のデータが必要です。
Search Consoleで確認する
インデックス登録、検索で表示された語句、ページ別のクリック等を見ます。順位だけで原因を断定せず、公開・修正日や検索意図も確認してください。修正前後を比べるときは、期間や検索語句をそろえます。クリック数の変化だけで、特定の修正の効果と決めつけないようにします。
運用の順番
- 読者の問題に答えているかを確認。
- タイトル、本文、リンクの不一致を修正。
- 公開状態とスマホ表示を確認。
- 計測できるようになったら、読者の反応を見て更新。
HTMLの基礎は最初のページ制作、サイトの考え方は執筆・検証方針で説明します。公開後も、検索データや読者の反応を見ながら内容を見直していきます。

