こんにちは、かたすけです!
Web制作の学習を始めたばかりだと、「VS Codeって何から設定すればいいの?」と迷ってしまいますよね。実は、便利な「拡張機能」を入れるだけで、プログラミングの効率が格段に上がります。
今回は、僕自身が使っていて、Web制作初心者に心からおすすめできる拡張機能を厳選してご紹介します。これらの拡張機能を導入するだけで、あなたのWeb制作ライフはもっと楽しく、効率的になりますよ。
VS Code拡張機能の導入がWeb制作の効率を上げる理由
拡張機能は、VS Codeに新たな機能を追加する「プラグイン」のようなものです。これらを導入するメリットは、主に以下の3つです。
- 作業の自動化: タグの入力やコードの整形などを自動で行い、手作業を減らせます。
- ミスの軽減: 閉じタグの忘れや全角スペースといった、初心者が陥りがちなミスを事前に防げます。
- 視覚的なサポート: コードの構造を色分けしたり、ファイルの種類をアイコンで表示したりすることで、コードが読みやすくなります。
これらのメリットを享受するために、特に重要な拡張機能から見ていきましょう。
1. 日本語化で迷子にならない
Japanese Language Pack for VS Code
まず、最初にこれを入れておきましょう。VS Codeのメニューや設定画面が日本語になり、どこに何があるのか迷わなくなります。プログラミングのコード自体は英語で書きますが、エディタは日本語でも全く問題ありません。
2. コード入力のミスを自動で防ぐ
Auto Close Tag & Auto Rename Tag
HTMLタグを書く際に、Auto Close Tagは自動で閉じタグ(</p>
や</div>
)を挿入してくれます。また、Auto Rename Tagは、開始タグ(<div>
)の名前を変更すると、自動的に対応する閉じタグ(</div>
の名前も変えてくれます。この2つはセットで使うのがおすすめです。
🔗 Auto Close Tagのインストールはこちら 🔗 Auto Rename Tagのインストールはこちら
3. コードの見た目を整えて読みやすくする
indent-rainbow & zenkaku
indent-rainbowは、インデント(字下げ)を色付きの線で表示します。これにより、HTMLの親子関係やCSSのブロック構造が視覚的に分かりやすくなります。
また、zenkakuは全角スペースを赤くハイライトしてくれます。全角スペースは見た目では分かりにくく、Webページが正しく表示されない原因になることがあるので、早期発見に役立ちます。
🔗 indent-rainbowのインストールはこちら 🔗 zenkakuのインストールはこちら
4. スタイルの連携と確認をスムーズに
HTML CSS Support & CSS Peek
HTML CSS Supportは、HTMLでクラス名やID名を書くときに、対応するCSSの候補を自動で表示します。タイプミスを防ぎ、入力時間を短縮できます。
さらに便利なのがCSS Peekです。HTMLのクラス名にカーソルを合わせるだけで、そのクラスに書かれたCSSの内容をポップアップで確認できます。いちいちCSSファイルを開かなくてもスタイルを確認できるので、作業が格段にスムーズになります。
🔗 HTML CSS Supportのインストールはこちら 🔗 CSS Peekのインストールはこちら
5. 開発環境を快適にする必須ツール
Live Server & Prettier & vscode-icons
- Live Server: HTMLファイルを保存するだけで、ブラウザが自動で更新されます。いちいちブラウザに戻ってリロードする手間が省けます。
- Prettier – Code formatter: コードを保存するたびに、自動で決められたルールに従ってきれいに整形してくれます。コードの見た目が統一され、読みやすくなるので、チーム開発でも必須の拡張機能です。
- vscode-icons: ファイルやフォルダの横にアイコンを表示し、ファイルの役割が一目で分かるようになります。
🔗 Live Serverのインストールはこちら 🔗 Prettierのインストールはこちら 🔗 vscode-iconsのインストールはこちら
Webページの品質を保つための拡張機能
W3C Web Validator & Trailing Spaces
- W3C Web Validator: HTMLやCSSの文法に誤りがないかをチェックしてくれる機能です。コードの書き方が正しいかを確認することは、Webサイトの品質を高める上で非常に重要です。
- Trailing Spaces: 行末にある余分なスペースをハイライト表示します。不要なスペースはコードの読みづらさや、場合によっては予期せぬエラーの原因になることがあるため、この機能で早期に発見できます。
🔗 W3C Web Validatorのインストールはこちら 🔗 Trailing Spacesのインストールはこちら
まとめ:拡張機能を活用してWeb制作を楽しもう!
いかがでしたか?これらの拡張機能は、Web制作の学習を始めたばかりのあなたが、効率よく楽しくコードを書くための強力な味方になります。
もちろん、この他にもたくさんの便利な拡張機能がありますが、まずは今回紹介した10個をインストールすることから始めてみてください。インストールするだけで、VS Codeは格段に使いやすくなるはずです。
もし「この拡張機能の使い方が分からない」「こんな機能を持つ拡張機能はないかな?」といった疑問があれば、いつでも質問してくださいね。